もう1度、最大60万円まで借りられる「総合支援資金の再貸付」
[2021/2/13 00:00]
コロナ対策として用意された貸付制度
新型コロナウイルスの影響で収入が減少した世帯に向けた貸付制度として「緊急小口資金」と「総合支援資金」があります。
これは、国の予算によって、地元の社会福祉協議会が行なっているもので、現在は新型コロナウイルスによる「特例措置」として、貸付の金額制限や返済期間などが優遇されています。
しかし、主に休業した人を対象とする「緊急小口資金」と、主に失業した人を対象とした「総合支援資金」を合わせても、借りられる金額の上限は140万円でした。
新型コロナウイルスの影響は長期化しており、これでは足りない人も出ています。
2月19日に受付開始
今回、「総合支援資金」の再貸付が可能になりました。
すでに「総合支援資金」を借りている人でも、再貸付によって最大20万円が3カ月支給されるので、最大で「60万円」借りられることになります。
つまり、「140万円」だった上限が、再貸付してもらうことで「200万円」になります。
さらに、借りたお金の返済は、2022年3月末に始まるので、ほぼ1年間は返済の必要がありません。。
「総合支援資金」の「再貸付」の申し込みは、2月19日から全国の市区町村の社会福祉協議会で受付が始まります。
以前に「総合支援資金」を借りたけれど、現在も苦しい状況にある人は、ぜひ利用を考えてください。