3回目のワクチン接種率、都内の高齢者は「38.1%」
[2022/2/21 00:00]
都民の3回目の接種率を公開
東京都が、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種率を公開しています。
2月17日時点の、都民全体への接種率は「12.8%」でした。
また、「65歳以上の高齢者」に限ると、ワクチンの接種率は「38.1%」でした。
接種した人の3人に2人は高齢者
2月17日までに、東京都で行なわれた3回目の接種は「177万4,937回」です。
このうち、65歳以上の高齢者は「119万4,277回」でした。
3回目の接種をした人のうち、高齢者の割合は「67.3%」です。
つまり、3回目の接種をした人の、3人に2人は65歳以上の高齢者でした。
「70代」以上の接種率は4割
3回目の接種を受けた人を年代別にみると、「70代」と「80歳以上」は4割近くに及びます。
一方、「50代」以下は、まだ10%に届いていません。
3回目のワクチンの接種は、2回目のワクチン接種から6カ月以上を経過した人が対象です。
2回目までのワクチン接種は、「医療関係者」「65歳以上の高齢者」「リスク要因を持つ人」の順に行なわれました。
そのために、65歳未満で、リスク要因のない「一般の人」は、まだ2回目の接種から6カ月を経過していない人も多く、接種率が低い状態となっています。
また、ワクチンの供給も順調ではなく、予約が取れたとしても数週間先であることが珍しくありません。
東京都では、大規模接種会場を用意し、Web上で予約を取ることもできます。
可能な機会を捉えて、できるだけ早く3回目の接種を行なうことを検討してください。