売上がコロナ前の3分の1に減った旅行業界。安心安全な旅行を楽しむコツ

[2022/4/7 00:00]

新型コロナで苦しい旅行業界

企業情報サービスの東京商工リサーチが、「旅行業の売上が、新型コロナウイルス感染症の流行前に比べて3分の1に減った」とレポートしています。

新型コロナの流行に伴ない、海外旅行や大規模な国内旅行が制限される状態が長く続きました。

その影響で、旅行業界は厳しい状況が続いているのです。

それは、旅行を楽しむ側の私達にとっても無縁ではありません。

旅行業界の現状と、その対策を紹介します。

売上は2年前の3分の1

東京商工リサーチが把握している、国内旅行業者1,110社の売上の合計は「7,241億5,400万円」でした。

これは、コロナ前の2019年の売上合計「2兆7,705億9,400万円」に比べると、73.8%も減っています。

つまり、たった2年間で、売上が3分の1以下に減ってしまったのです。

これだけ売上が落ちれば、利益も消失します。

2年前は、業界全体で「569億8,300万円」の黒字だったのが、「1,795億2,100万円」の赤字に転落しました。

大きな利益を上げていた旅行業界は、新型コロナのために苦しい状況に追い込まれています。

出典:東京商工リサーチ

業界大手も赤字に転落

1,110社の国内旅行業者のうち、その3分の2は赤字決算となりました。

赤字の企業には、JTB、阪急交通社、クラブツーリズムなど、業界を代表する大手が含まれています。

会社の規模の大小を問わず、旅行業界全体が苦しい状況であることが分かります。

出典:東京商工リサーチ

JATAの加盟業者を選ぶ

では、このような状況の中で、私達は、どのような旅行を楽しめば良いのでしょうか。

まず、旅行業者の破綻に備えましょう。

万が一、旅行を予約した旅行業者が破綻してしまった場合でも、旅行業の業界団体である「日本旅行業協会(JATA)」に加盟している会社であれば、高い確率でお金が戻ってきます。

旅行を予約する際には、その業者がJATAの会員であることを確認してください。

「旅行業者名」や「登録番号」などが分かれば、JATAのWebサイトで検索できます。

特に、金額が大きい海外旅行に行く場合は、必ず確認しましょう。

新型コロナ対策も忘れずに

次に、新型コロナウイルスに対する備えです。

旅行の前には、目的地の新型コロナウイルス感染症の状況を確認してください。

チェックするのは「新規陽性者数」です。

変異株が入れ替わるときは、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が出ていなくても、新規陽性者数が増えていることがあります。

「都道府県名」と「新規陽性者数」で検索すれば、現在の新規陽性者数が分かります。

「新規陽性者数」が急増するなど、好ましくない状況のときは、旅行を中止する勇気を持ってください。

さらに、旅行先でも、なるべく他人と接しないですむように、家族などの少人数の旅行が望ましいでしょう。

マスクを着け、手洗いを行ない、人混みを避けるなど、感染予防対策の基本は守ってください。

もうすぐ5月の大型連休ですが、コロナや倒産のリスクを避けて、安心安全な楽しい旅行を計画してください。

[シニアガイド編集部]
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