東京都、6月も人口が増加。23区だけで1万人以上増える
[2022/7/1 00:00]
6月も人口が増加
東京都の人口が、2022年6月1日時点で「1,402万9,726人」になりました。
これは5月1日に比べて、「12,780人」増えています。
5月に人口が増えるのは、新型コロナウイルス感染症の流行後では初めてです。
新型コロナウイルス感染症によって、東京都の人口は打撃を受けましたが、ようやく復活のきざしが見えてきたようです。
23区すべてで人口増加
人口増加の大半は、区部(23区)で「11,086人」も増えています。
23区では、すべての区で人口が増えました。
新宿区、江東区、豊島区の3区では、千人以上も人口が増えました。
23区の人口の回復は、はっきりとした流れとなっています。
地域差が大きい「市部」の人口
都下の市部も、人口が「1,737人」増えました。
八王子市、府中市、町田市、小平市の4市が、200人以上人口を増やしています。
一方、三鷹市、青梅市、狛江市、東大和市、清瀬市は、人口を減らしています。
都下については、地域ごとの差が大きく、本格的な回復とは言えません。
まだ前年には届いていない
2022年6月1日の人口は、前の月よりも1万人以上増えました。
しかし、1年前の2021年6月1日に比べると、まだ「4,736人」も少なくなっています。
東京都の今年の人口は、4月の年度替わりで転勤や進学で上京する人が多く、4月から6月まで連続で人口が増えました。
このまま東京都の人口増加が続き、新型コロナウイルス感染症の流行前を上回ったならば、その時こそ本格的な復活と言えるでしょう。