今からでも3回目のワクチン接種をした方が良い理由

[2022/7/10 00:00]

ワクチン接種の有効性

東京都を始めとして、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しています。

一部の県では、新しいオミクロン株である「BA.5」による「第7波」の流行が警告され始めました。

新型コロナウイルス感染症に対する対策としては、「人混みを避ける」「マスクを着用する」などがありますが、有効性が高いのは「ワクチンの接種」です。

この記事では、東京都の資料をもとに、3回目のワクチン接種について、その有効性を確認します。

ワクチンの接種率が高いと感染率が下がる

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は、2回目を終えた人が「80.8%」ですが、3回目を終えた人は「62.1%」に留まっています。

つまり、2回目までは接種したけれど、3回目の接種を見送った人が20%近くもいます。

また、年代によって接種率に差があり、年齢が高くなるほど接種率が上がります。

下のグラフを見ると、ワクチンの接種率が高いほど、新型コロナの感染率が低いことが分かります。
例えば、「10歳未満」は3回目の接種率が「0%」で、新型コロナの感染率が「17%」です。

一方、「80代以上」は接種率が「90%以上」で、感染率は「3%」です。

3回目の接種率が高くなると、感染率が大きく下がることが分かります。

出典:東京都

「第7波」に対しても、3回目の接種は有効

3回目のワクチン接種は、新しい「BA.5」などの亜系統にも有効なのでしょうか。

下のグラフに、その答えがあります。

これは、ワクチンの有効性を「中和抗体値」で表したものです。

「中和抗体値」は、数字が大きければ、それだけ有効と考えてください。

「BA.5」の場合、2回接種では中和抗体値が「37」ですが、3回目の接種では「647」になっています。

3回目の接種をすることで、「BA.5」に対する効果が、20倍近くも大きくなります。

つまり、「BA.5」による「第7波」に対しても、3回目の接種は有効です。

出典:東京都

接種の窓口は「もよりの自治体」

最後に、3回目のワクチン接種を受ける手順について紹介しましょう。

まず、対象となる条件は、次の通りです。

  • 年齢が12歳以上
  • 2回目のワクチン接種が終わっている
  • 2回目の接種から、ファイザーとモデルナなら「5カ月」、ノババックスなら「6カ月」が過ぎている

対象となっている人は、もよりの自治体から、3回目接種用の「接種券」と「新型コロナワクチン追加(3回目)接種のお知らせ」が郵送されています。

その案内にしたがって、もよりの会場で接種を受けてください。

接種できる期間は、2022年の9月30日までです。

不明な点については、もよりの自治体に問い合わせてください。

[シニアガイド編集部]