沖縄に続き、福井もインフルエンザが「警報レベル」に。「注意報レベル」は21道府県
[2023/2/12 00:00]
福井県が「インフルエンザ警報」に
全国的にインフルエンザの流行が拡大しています。
2月5日には、「福井県」が「インフルエンザ警報」のレベルを超えました。
この冬のシーズンで「警報レベル」を超えたのは、「沖縄県」に続き、2つ目です。
また、インフルエンザが流行しているとされる「注意報レベル」を超えた道府県は21に達しました。
中には「大阪府」や「京都府」のように「警報レベル」に近づいているところもあり、今後の流行に警戒が必要です。
インフルエンザの「注意報」と「警報」
インフルエンザでは、1つの医療機関当たりの患者数で、流行の強さを見ます。
患者数が10人を超えると「注意報」、30人を超えると「警報」が発令される目安となります。
「注意報レベル」を超えると「インフルエンザが流行している」、「警報レベル」を超えると、「大きな流行が起きている」と判定されます。
なお、実際の「注意報」や「警報」の発令は、患者数だけではなく、地域内の流行状況によって判断されます。
例えば、東京都の医療機関当たりの患者数は「9.81人」で、10人に届いていませんが、すでに「インフルエンザ注意報」が発令されています。
「マスク」や「手洗い」などの感染対策を
インフルエンザの感染対策は、新型コロナウイルス感染症への対策と共通しています。
- 人と接するときは「マスク」を着用しましょう。
- 外出後の手洗いをしましょう。
- 適度な湿度を保持しましょう。
- 人混みや繁華街への外出を控えましょう。
インフルエンザへの感染を防ぐために、もう一度、基本的な感染対策をしっかりと行なってください。
資料:「注意報レベル」の21道府県
インフルエンザの流行が「注意報」レベルを超えたのは、次の21の道府県です。
この記事の最初にある、日本地図もあわせて参照してください。
- 大阪府 29.91人
- 京都府 27.02人
- 福岡県 24.30人
- 石川県 22.92人
- 宮崎県 22.33人
- 奈良県 19.42人
- 佐賀県 18.92人
- 兵庫県 16.96人
- 大分県 15.76人
- 青森県 15.58人
- 富山県 15.19人
- 長崎県 14.47人
- 香川県 13.49人
- 神奈川県 12.74人
- 高知県 11.78人
- 北海道 11.46人
- 和歌山県 11.12人
- 滋賀県 10.73人
- 千葉県 10.45人
- 熊本県 10.41人
- 愛知県 10.05人