沖縄県に「インフルエンザ警報」が発令。静岡県など12都県には「注意報」

[2023/10/14 00:00]
赤は「警報」、黄は「注意報」が発令された県

沖縄県で「インフルエンザ警報」が発令

9月から季節外れの流行が続いているインフルエンザですが、ついに沖縄県に「警報」が発令されました。

インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。

沖縄県では10月8日時点の患者数が「30.85人」となりました。

これまで「注意報」レベルだった流行が、「警報」レベルまで拡大したことになります。

「警報」が発令された都県

  • 沖縄県 30.85

12の都県で「注意報」が発令

「沖縄県」以外でも、インフルエンザの流行が広がっています。

今週、新たに「静岡県」に「注意報」が発令されました。

一方、「徳島県」と「長崎県」で定点当たりの患者数が「10人」を切りました。

10月8日の時点で、12の都県で「注意報」が発令されています。

全国平均でも、定点当たりの患者数は「9.99人」となり、注意報レベルに近づいています。

「注意報」が発令された都県

  • 千葉県 21.08
  • 山口県 19.22
  • 大分県 18.00
  • 愛媛県 16.69
  • 東京都 16.44
  • 埼玉県 16.14
  • 神奈川県 15.84
  • 宮崎県 14.19
  • 熊本県 12.46
  • 福岡県 11.40
  • 茨城県 11.11
  • 静岡県 10.08

ワクチン接種は高齢者が優先

インフルエンザの予防として有効なワクチンの接種は、65歳以上の高齢者と特定の持病がある人が優先されています。

高齢者については、10月1日から接種が始まっています。

接種の料金についても、市区町村ごとに補助が行なわれます。

高齢者以外の人については、10月26日以降に接種が可能となります。

まず、もよりの市区町村のホームページで、「インフルエンザワクチンの接種」と検索し、情報を確認してください。

出典:厚労省
[シニアガイド編集部]