福島、山梨、兵庫、高知の4県に「インフルエンザ注意報」。全国的にも注意報レベルを超える

[2023/10/22 00:00]
黄色は「注意報」が発令された県

全国で「注意報」のレベルを超える

例年は冬に流行するインフルエンザですが、今年は9月から季節外れの流行が続いています。

インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。

10月15日の時点では、前の週から4県増えて、17の都県で「注意報」が発令されています。

また、全国の平均も「11.07人」となり、注意報レベルを超えました。

沖縄県の「警報」は解除

今週、新たに「福島県」「山梨県」「兵庫県」「高知県」の4県に「注意報」が発令されました。

一方、「沖縄県」は患者数が減り、「警報」から「注意報」に下がりました。

現在の流行地は、関東地方と九州/四国地方が中心ですが、徐々にその周辺に広がりつつあります。

「注意報」が発令された都県

  • 沖縄県 25.37
  • 千葉県 20.86
  • 埼玉県 19.69
  • 愛媛県 18.45
  • 山口県 17.58
  • 神奈川県 16.59
  • 東京都 16.19
  • 大分県 15.95
  • 福島県 13.94
  • 静岡県 13.68
  • 高知県 13.02
  • 茨城県 12.72
  • 兵庫県 11.96
  • 福岡県 11.79
  • 山梨県 11.22
  • 熊本県 10.93
  • 宮崎県 10.47

ワクチン接種は高齢者が優先

インフルエンザの予防として有効なワクチンの接種は、65歳以上の高齢者と特定の持病がある人が優先されています。

高齢者については、10月1日から接種が始まっています。

接種の料金についても、市区町村ごとに補助が行なわれます。

高齢者以外の人については、10月26日以降に接種が可能となります。

まず、もよりの市区町村のホームページで、「インフルエンザワクチンの接種」と検索し、情報を確認してください。

出典:厚労省
[シニアガイド編集部]