愛媛県に「インフルエンザ警報」が発令。「注意報」も31県に増える
[2023/10/31 00:00]
愛媛県に「警報」が発令
例年は冬に流行するインフルエンザですが、今年は季節外れの流行が続いています。
インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。
10月22日の時点では、「愛媛県」が「39.90人」に増え、「警報」が発令されました。
また、「注意報」が31県となり、半分以上の県で発令されています。
先週が17県だったので、1週間で、ほぼ倍に増えました。
全国の平均も「16.41人」となり注意報レベルを超えた状態が続いています。
14の県に「注意報」が発令
今週は、新たに14の県に「注意報」が発令されています。
これまで、関東地方と九州/四国地方が中心だった流行が、中部や関西方面に広がっています。
また、愛媛県以外でも、「警報」レベルに近づいている県が多く、今後も油断できません。
「注意報」が発令された県と、それに近い県
- 愛媛県 39.90人
- 千葉県 29.39人
- 埼玉県 28.41人
- 福島県 27.09人
- 兵庫県 23.36人
- 神奈川県 22.47人
- 東京都 21.74人
- 静岡県 20.38人
予防の基本は「マスク」と「手洗い」
インフルエンザの予防は、新型コロナウイルス感染症と同じで、「マスクの着用」「手洗い」「人混みを避ける」が基本となります。
特に高齢者は、インフルエンザワクチンの接種も検討してください。
ワクチンの接種は、市区町村単位で行なわれています。
高齢者については補助もあるので、もよりの市区町村のホームページで確認してください。