インフルエンザの流行が一服、「警報」の県が無くなる。7県では「注意報」も解除
[2024/1/20 00:00]
「警報」が出ている県が無くなる
インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者の平均が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。
2024年1月14日の時点では、多くの県に「注意報」が発令されています。
しかし、前の週に比べると「警報」が発令された県がなくなり、7つの県では「注意報」も解除されました。
全国の定点病院ごとの患者数は「12.99人」、全体の患者の数は「6万4,027人」で、いずれも前の週を下回りました。
全国的には、インフルエンザの流行は落ち着きつつあります。
7つの県で「注意報」が解除される
インフルエンザの「注意報」が解除された7県は、次の通りです。
インフルエンザ注意報が解除された県
- 島根県 7.29人
- 北海道 7.40人
- 広島県 9.20人
- 香川県 9.49人
- 新潟県 9.57人
- 岩手県 9.87人
- 青森県 9.88人
「沖縄県」は再び流行のサイクルに
全国のほとんどの県で、インフルエンザの患者数は前の週を下回りました。
しかし、「沖縄県」は患者数の増加が続いています。
沖縄県は、他県よりも早く流行し、早く下火になる傾向があります。
つまり、全国的には流行が収まりつつありますが、「沖縄県」は次の流行のサイクルが始まっているのです。
沖縄県外から訪れる人も含めて、インフルエンザの予防に努めてください。