国民年金の保険料は4月から460円上がって「16,980円」。来年度はさらに上がって「17,510円」に

[2024/1/23 00:00]

2年度連続で年金保険料が値上がり

フリーランスや学生などを対象とする「国民年金」は、毎月保険料を納付する必要があります。

国民年金の保険料は、名目賃金の変動に応じて金額が変わります。

例えば、2024年1月時点の保険料は「16,520円」です。

これが、2024年度からは「16,980円」へ460円上がります。

さらに、2025年度には「17,510円」へと530円上がります。

2年度連続する値上げで、毎月の負担が、ほぼ千円増えることになります。

出典:日本年金機構のデータをもとに編集部が作成

2年分前納すると「16,590円」おトク

2025年までの国民年金保険料が確定したことで、最大で2年分の保険料の前納が可能となりました。

国民年金保険料の前納の申し込みは、2024年2月末まで年金事務所で受け付けています。

例えば、2024年4月から2026年3月までの2年分を前納すると、口座振替であれば「16,590円」安くなります。

6カ月前納の場合の保険料額

  • 口座振替 100,720円(1,160円おトク)
  • 現金納付/クレジットカード 101,050円(830円おトク)

1年前納の場合の保険料額

  • 口座振替 199,490円(4,270円おトク)
  • 現金納付/クレジットカード 200,140円(3,620円おトク)

2年前納の場合の保険料額

  • 口座振替 397,290円(16,590円おトク)
  • 現金納付/クレジットカード 398,590円(15,290円おトク)

保険料の金額だけで見ると「口座振替」がおトクですが、あえてクレジットカードを使い、クレジットカードのポイントを貯めるという手もあります。

しかし、国民年金の保険料がポイントの対象となるかどうかはカードによって異なります。

ポイントを目当てにしてクレジットカードを使う場合は、保険料がポイントの対象となっていることを確認してください。

さらに余談ですが、収入が多く、経費を増やして「所得」の金額を下げたいフリーランスにとって、年金保険料の前納は有効な手段です。

なぜなら、国民年金の保険料は、確定申告の際に全額が「社会保険料控除」の対象となるからです。

「控除」が増えて「所得」が下がれば、それだけ所得税が減らせます。

例えば、2年分を前納すると、所得の金額を約40万円減らすことができます。

前納で金額が減るだけではなく、節税にもなるのです。

「今年は収入が多い」とすでに分かっているフリーランスの人は、年金保険料の前納を早めに検討してください。

[シニアガイド編集部]