新型コロナの流行に警戒が必要。43の県で「注意報レベル」が続く
[2024/2/18 00:00]
43の県で「注意報レベル」が続く
2月に入っても、新型コロナウイルス感染症の流行が続いています。
現在、新型コロナは各地方の定点病院ごとの患者数が報告されています。
新型コロナの流行の基準は定められていません。
しかし、新型コロナと性質が似ているインフルエンザでは、1定点当たりの患者数が10人を超えると「注意報」が、30人を超えると「警報」が発令されます。
2024年2月11日の時点では、43の都道府県で「注意報レベル」を超えています。
「注意報レベル」を超えていない県は4つだけ
新型コロナの流行が、「注意報レベル」を超えていない県は、4つになりました。
ただし、これらの県でも、患者数は増え続けているので、警戒が必要です。
流行の拡大は止まりましたが、まだ油断はできません。
新型コロナの患者数が「注意報レベル」を超えていない県
- 沖縄県 6.39人
- 大阪府 7.82人
- 兵庫県 9.14人
- 東京都 9.37人
流行は横ばいに
全国平均で見ると、1定点当たりの患者数も「13.75人」で、注意報レベルを超えています。
先週から微減しており、横ばいの状態になりつつあります。
マスクと手洗いを忘れずに
今年に入って流行が再燃した新型コロナは、警戒が必要な状況になっています。
インフルエンザも流行しているので、マスクの着用や手洗いの励行など、両方の病気に有効な対策を行なってください。
新型コロナが重症化しやすい「高齢者」、そして「持病を持っている人」については、3月まで無料でできるワクチンの接種を検討してください。