新型コロナの流行が下火に。「注意報レベル」は13県に減る

[2024/3/2 00:00]
赤は「警報レベル」、黄は「注意報レベル」に達した県

13の県で「注意報レベル」が続く

2月に入ってから、新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いてきました。

現在、新型コロナは各地方の定点病院ごとの患者数が報告されています。

新型コロナの流行の基準は定められていません。

しかし、新型コロナと性質が似ているインフルエンザでは、1定点当たりの患者数が10人を超えると「注意報」が、30人を超えると「警報」が発令されます。

2024年2月25日の時点では、「警報レベル」の県はありません。

また、「注意報レベル」を超えている県も13に減りました。

新型コロナの患者数が「注意報レベル」を上回っている県

  • 宮城県 12.03人
  • 茨城県 11.70人
  • 岩手県 11.57人
  • 新潟県 11.27人
  • 山形県 11.16人
  • 石川県 11.08人
  • 岐阜県 10.89人
  • 愛知県 10.79人
  • 栃木県 10.39人
  • 福島県 10.29人
  • 静岡県 10.09人
  • 長野県 10.08人
  • 佐賀県 10.00人

全国でも「注意報レベル」を下回る

全国平均でも、1定点当たりの患者数は「7.92人」で、注意報レベルを下回っています。

もう数週間で、現在の流行は一段落するでしょう。

出典:厚労省

マスクと手洗いを忘れずに

今年に入って流行が再燃した新型コロナの流行は、ピークを過ぎて落ち着いてきました。

しかし、まだインフルエンザも流行しているので、マスクの着用や手洗いの励行など、両方の病気に有効な対策を行なってください。

新型コロナが重症化しやすい「高齢者」、そして「持病を持っている人」については、3月31日まで無料でできるワクチンの接種を検討してください。

[シニアガイド編集部]