インフルエンザ、まだ41の県で「注意報」が発令中。「警報」の県が無くなっても警戒が必要

[2024/3/3 00:00]
赤は「警報」、黄は「注意報」が発令されている県

すべての「警報」が解除された

インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者の平均が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。

2024年2月25日の時点で、「警報」が発令されている県は無くなりました。

しかし、41の都府県で「注意報」が発令されており、まだ流行が収まったわけではありません。

全国的な流行は続いている

2月25日現在で、6つの県で「注意報」が解除されています。

インフルエンザ注意報が解除されている県


  • 秋田県 5.43人
  • 島根県 5.61人
  • 鳥取県 7.97人
  • 香川県 7.98人
  • 静岡県 9.40人
  • 山梨県 9.73人

ただし、全国の平均では、定点あたりの報告数は「16.76人」で、まだ「注意報」のレベルにあります。

インフルエンザの全国的な流行は続いており、ようやくピークを過ぎたという状況です。

「警報」や「注意報」の有無に関わらず、警戒を続けてください。

インフルエンザから身を守るには、基本的な感染対策が大切です。

外出時にはマスクを着用し、外出から戻ったら手洗いをしてください。

出典:厚労省
[シニアガイド編集部]