新型コロナ、今回の流行はほぼ終了。「注意報レベル」は6県だけ
[2024/3/9 00:00]
「注意報レベル」は6県だけ
現在、新型コロナは各地方の定点病院ごとの患者数が報告されています。
新型コロナの流行の基準は定められていません。
しかし、新型コロナと性質が似ているインフルエンザでは、1定点当たりの患者数が10人を超えると「注意報」が、30人を超えると「警報」が発令されます。
3月に入って、新型コロナウイルス感染症の流行は終息に向かっています。
3月3日の時点では、「警報レベル」の県はありません。
また、「注意報レベル」を超えている県も6つに減りました。
新型コロナの患者数が「注意報レベル」を上回っている県
- 宮城県 13.16人
- 新潟県 12.93人
- 山形県 12.33人
- 岩手県 11.07人
- 石川県 10.31人
- 秋田県 10.00人
全国でも「注意報レベル」を下回る
全国平均でも、1定点当たりの患者数は「6.99人」で、注意報レベルを下回っています。
もう数週間で、現在の流行は一段落するでしょう。
マスクと手洗いを忘れずに
今年に入って流行が再燃した新型コロナの流行は、ピークを過ぎて落ち着いてきました。
しかし、まだインフルエンザも流行しているので、マスクの着用や手洗いの励行など、両方の病気に有効な対策を行なってください。
新型コロナが重症化しやすい「高齢者」、そして「持病を持っている人」については、3月31日まで無料でできるワクチンの接種を検討してください。
なお、4月1日からは新型コロナへの補助が無くなり、他の病気と同様の治療費がかかります。
自覚症状のあるときは、早めに病院に行くことをおすすめします。