「生まれ変わっても一緒になりたい」と思っている60代男性は多いが、そう思っている伴侶は多くない
生まれ変わっても一緒になりたい?
「『生まれ変わっても一緒になりたい』と思っている60代の男性は多いが、伴侶(はんりょ)はそうは思っていない」というアンケート結果が出ていました。
これは、博報堂新しい大人文化研究所が、インターネット上で行なったもので、今回はその中から60代のデータだけを抜き出しています。
半数以上の男性は「生まれ変わっても一緒になりたい」と思っている
アンケートの質問は、「生まれ変わっても、現在の配偶者・パートナーと一緒になりたいか」というものです。
回答は5択で、「そう思う」「ややそう思う」「どちらともいえない」「あまりそう思わない」「そう思わない」から選ぶようになっています。
60代の男性は、「そう思う」と「ややそう思う」を合わせた比率が「52.6%」でした。
半数以上の男性が、「生まれ変わっても今のパートナーと一緒になりたい」と思っているわけです。
逆に「あまりそう思わない」と「そう思わない」を合わせた比率は「10.7%」に留まっています。
「今のパートナーといっしょになりたくない」と思っている男性は10人に1人ぐらいの割合です。
「生まれ変わっても一緒になりたい」女性は三人に一人
しかし、60代の女性では、「そう思う」と「ややそう思う」を合わせた比率は「35.0%」に留まっています。
「生まれ変わっても一緒になりたい」と思っている女性は3人に1人ぐらいなのです。
「あまりそう思わない」と「そう思わない」を合わせた比率は「27.4%」で、男性の2倍以上に達しています。
4人に1人の女性は、「今のパートナーとは一緒になりたくない」と思っています。
年齢が進むと「どちらともいえない」という女性が増える
このアンケートでは、40代と50代の男女にも同じ質問をしています。
男性は、60代になると、「生まれ変わっても一緒になりたい」という比率が高くなります。
しかし、女性は年齢を追うごとに「生まれ変わっても一緒になりたい」の比率が下がり、「どちらともいえない」が増えていきます。
これが、それぞれの年代の特性による違いなのか、年齢が進むと男性に希望を持てなくなる女性が増えるのかは、この調査だけではわかりません。
しかし、年齢が進むに連れて、配偶者やパートナーに頼る場面は確実に増えていきます。また、退職後の男性は、家庭で過ごす時間が増えていきます。
退職後も楽しい家庭生活を送るためにも、配偶者やパートナーとの会話や行動を心がけて、理解を深めるように心がけましょう。