シニア100人に聞いたアルバイト代の平均は約10万円

[2016/4/7 00:00]

アルバイト400人に聞いたアンケート

アルバイト求人情報サービス「an」が、アルバイト400人を対象にしたアンケートを公開しています。

このアンケートは、回答者を4つのグループに分けて、100人ずつに聞いています。

そのグループの1つが60歳~79歳の「シニア」で、「学生」「主婦」「フリーター」のグループとデータが比較できるようになっています。

シニアも月10万円稼いでいる

アルバイトの収入。シニアも約10万円稼いでいる

アルバイトをしている60歳~79歳のシニアは、平均10万円を稼いでいます。

この金額は、「学生」よりも多く、「主婦」や「フリーター」とあまり差がありません。意外に多く稼いでいると言って良いでしょう。

月額では「6万円~10万円」が37%で一番多く、次に「10万円~15万円」が30%で続きます。

全体の5%ですが、20万円以上稼いでいる人もいます。

勤務時間や時給などはわかりませんが、フルタイムで稼ごうと思えば、20万円も不可能ではないということでしょう。

アルバイト代の用途は「生活費」

アルバイト代の用途。生活費が半分以上を占める

シニアのアルバイト代の用途は、「生活費」が57%と多くなっています。

次に「自分の趣味、嗜好品、欲しい物」が22%、「貯金」が10%、「自分の学費、習い事」が4%で続きます。

「フリーター」や「主婦」に比べると、生活費の比率が低く、「趣味、嗜好品」の比率が高くなっています。

「シニア」のアルバイト生活は、少しだけ余裕があると言えるでしょう。

[シニアガイド編集部]