60代の男性は2人に1人が生活習慣病を持っている
[2016/5/26 00:00]
ビジネスパーソン1,000人に聞いたアンケート
保険調剤薬局チェーンの日本調剤が、ビジネスパーソン1,000人を対象に、健康についてのアンケート調査を行なっています。
ここでは、シニア層に多い生活習慣病についての結果を見てみましょう。
生活習慣病とは、心臓病、高血圧症、糖尿病、脂質異常症など、不適切な食事や、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣に起因すると考えられる病気の総称です。
男性は生活習慣病にかかりやすい
20代から60代までのビジネスパーソンのうち、生活習慣病があって医療機関に通院している人は20.2%です。
男女別では、30代以上では女性よりも男性の方が多くなります。
特に、60代男性は50.0%と半数の人が生活習慣病を持っています。
生活習慣病がある人の約8割は薬を処方されている
生活習慣病がある人の81.7%は、医師の指示で薬を処方されています。
処方されている薬の数は、「1種類」だけの人が多く41.8%を占めています。
しかし、「5種類以上」処方されている人も15.2%います。
健康についての相談相手は「医師」が多い
なお、50代と60代の男性と、60代の女性では、健康に関する悩みや不安の相談相手の1位が「医療機関の医師」となっています。
家族や友人に相談することが多い他の年代と違って、健康診断での指摘などをきっかけにして、医師の診察を受ける機会が増えるからでしょう。