6月が海外旅行に向いている3つの理由と、4つの行き先候補

[2016/6/10 00:10]

6月が海外旅行に向いている3つの理由

総合旅行サイト「エクスペディア・ジャパン」は、「6月は有給休暇を取って海外旅行に行くのに向いている月である」として、3つの理由を挙げています。

  • 世界中でベストシーズン
  • 航空券が安く、燃油サーチャージ代が無料
  • 世界中が閑散期でホテルの価格が安い

日本では、6月は祝日がないことと、ゴールデンウィークと夏休みに挟まれた時期であることから、一般には旅行シーズンとしては認識されていません。

エクスペディア・ジャパンが挙げている理由を詳しく見てみましょう。

世界中でベストシーズン

下の表は、各国の乾季・気温・祭事の有無等をベースに各国のベストシーズンを記したものです。

すべての国で、気温が高く、晴れの日も多いのは6月だけということが分かります。

各国の旅行ベストシーズン 出典:各国・各都市観光局ウェブサイト

航空券が安く、燃油サーチャージ代が無料

6月は、日本人旅行客の出国者数が1年で2番目に少ない月です。旅行需要が下がる分、航空券も他の月より安くなっています。

また、2016年4月1日から燃油サーチャージ代が無料になりました。今なら、例年よりもお得に旅行できます。

世界中が閑散期でホテルの価格が安い

ヨーロッパやアメリカの人々は7月から夏休みとして長期休暇と取り始める傾向にあります。世界中で旅行をする人が少ない6月は、ホテルの価格が安くなります。

6月に旅行に行くべき国ベスト4

あと、20日しか残っていない6月ですが、幸いにして有給休暇が取れたとしましょう。

そして、パスポートの期限も、資金もなんとかなったとしましょう。

では、梅雨空の日本を離れて、どこに行けば良いのでしょう。

そういう方のために、エクスペディアでは、4つの国を挙げています。

写真と紹介文をご覧になりながら、ゆっくりとお考えください。

  • スペイン(バルセロナ) スペインの6月はすでに夏。カタルーニャ地方では、聖ジョアン祭(火のお祭り)が開催されます。お祭りの1カ月前から、人々は森や林で枯れ木を拾い集め、当日は街の中央広場に大きなたき火が焚かれます。爆竹が鳴らされ、サルダーナを踊り、カタルーニャのスパークリング・ワイン“カバ”を飲み、砂糖漬けの果物がのっているパン“コカ”を食べ、歌い、深夜まで行われるとても賑やかなお祭りです。


  • イタリア(ローマ) イタリアの6月は、太陽の日差しが強くなり、日照時間が最も長い月です。ローマ郊外の村ジェンツァーノでは、6月16日と17日に「花まつり」が開催されます。 2世紀にも渡って続けられてきた伝統のお祭りで、キリスト聖体祭の儀式の1つとして、大通りに花びらを敷き詰め、聖体行列をお迎えします。色とりどりの花びらが描く模様は芸術的で、仮装行列や楽隊パレードなども楽しめます。


  • インドネシア(バリ島) 常夏の島バリの6月はちょうど乾季にあたり、気温も高く、カラッとした気候なので、日本の夏よりも快適です。一足先にビーチを楽しむことも、ウブドで緑いっぱいの田園風景を眺めつつ散歩することも可能。キンタマーニ高原のような絶景ポイントも、高確率で見晴らしの良い景色を楽しめます。


  • タイ(バンコク) タイの6月はたくさんのお祭りやイベントが開催されます。タイ全国で6月15日から開催されるのが、毎年恒例の「Amazing Thailand Grand Sale 2016」というイベントです。このイベントは、バンコク、パタヤ、チェンマイ、プーケット、ハジャイといった国内主要都市のデパート、ショッピングセンターなどで開催されます。


[シニアガイド編集部]