年下の上司と働くコツは「役職の序列を意識したコミュニケーション」
[2016/6/16 00:00]
年下の上司についてのアンケート
人材紹介サイト「ミドルの転職」は、「年下の上司」についてのアンケート結果を公開しています。
アンケート対象は、ミドルの転職の利用者で、303人が回答しています。
ミドルの転職は、35歳~49歳のミドルエイジがターゲットですが、ここでは50代からの回答に注目しながら、結果を見ていきましょう。
図の出典は「ミドルの転職」です。
40代前半から、「年下の上司」が増えてくる
「自分よりも年下の人が上司になったことがありますか」という質問に対して、50代では74%の人が「ある」と回答しています。
他の年代を見ると、40代前半から、上司が年下である場合が増えてくるようです。
自分の話を聞いてくれるかどうかが分かれ目
「年下の上司の元で働いた感想」という質問に、50代では43%の人が「年下の上司で仕事がしやすい」と回答しています。
「年下の上司で仕事がしやすい理由」としては、「謙虚な姿勢」「人の意見を柔軟に受け入れる」「コミュニケーション能力が高い」などが挙がっており、自分の意見を聞いてくれることを評価しているようです。
一方、57%の人は「年下の上司で仕事がしづらい」と回答しています。
「年下の上司で仕事がしづらい理由」としては、「人の使い方が下手」「知識・知見が少ない」「人の意見を受け入れない」「人望がない」などが挙がっています。自分の意見を聞いてくれない上司の姿勢が批判の対象となっているようです。
年下の上司に対して気を付けている点
「年下の上司と仕事をするときに気をつけている点」として挙がっているのは、「敬語を使う」「さん付けをする」「年齢を意識し過ぎない」「知らないことはちゃんと教えてもらう」などです。
役職の序列を意識したコミュニケーションを心がけ、年下でも学ぶべきことは学ぶという姿勢がコツのようです。