首都圏の50~60代女性は、自分の介護は夫よりも専門家に頼みたいと思っている
[2016/6/19 00:14]
介護を受ける可能性に不安を抱いているのは40%
健康食品会社のキューサイが、首都圏の50~60代の女性500人を対象に、介護に関するアンケートを取っています。
「自分が要介護になる可能性を感じていますか」という質問で、一番多い回答は「あまり感じていない」で48.8%でした。
「感じていない」と合わせると、60%の人は、要介護になる不安を感じていません。
一方、「切実に感じている」と「感じている」を合わせた40%の人は、自分が介護を受ける不安を感じています。
介護は専門家に頼みたいと思っている
「自分に介護が必要になった場合、誰に面倒をみてもらいたいですか」という質問には、「施設などの介護職員(専門家)」を挙げる人が多く60%を越えています。
理由としては、「専門性が高く安心できる。家族の負担を減らせる。」(東京都54歳)「いろんな意味でプロだから」(神奈川県51歳)といった声がありました。
2番めに多いのは「配偶者(夫)」ですが、面倒をみてもらいたいという人は、専門家の半分以下に留まっています。
それでも夫を頼りたい理由としては、「一番安心して物事を頼めるから」(東京都68歳)、「信頼できる」(千葉県50歳)、「長年連れ添っていて、お互いに最もよく理解しあえる存在だから」(神奈川県53歳)などが挙がっています。
なお、「娘」と「息子」でも、娘の方がほぼ2倍多く、夫や息子など身内の男性は、介護については当てにならないと思っている様子が感じられます。