シニアは温水洗浄便座が大好き
温水洗浄便座についてインターネットアンケート
情報インフラ運営会社のプラネットが「温水洗浄便座に関する意識調査」の結果を発表しています。
ネットリサーチ『DIMSDRIVE』のモニター4,382人が回答しています。
ここではシニア層を中心に、結果を見ていきましょう。
シニアの方が温水洗浄便座が好き
「自宅のトイレに温水洗浄便座は装着されていますか」という質問に、「はい」と答える人は、年齢が高いほど増えていきます。
20代の「はい」が極端に少ないのは、温水洗浄便座が装備されていない賃貸住宅に住んでいる人が多いのかもしれません。
「自宅のトイレで、温水洗浄機能を使用していますか」と質問を変えても、「よく使用している」は年齢が高くなるほど増えています。
特に、20代の女性は、20代の男性に比べても半分以下となっています。
使う人は「気持ちよさ」、使わない人は衛生面を重視
「自宅のトイレで温水洗浄機能を使用している理由は何ですか」と、温水洗浄便座を使う理由を聞いています。
特にシニア層では、「さっぱりする」「温水が気持ちいい」などの回答が多く、気に入っている様子がうかがえます。
逆に「自宅のトイレで温水洗浄機能を使用していない理由は何ですか」と聞くと、女性は衛生面や水はねによる汚れなどを気にする人が多いようです。
70代に限ると「トイレットペーパーの方が使いやすい」という人も多く、人生の途中から登場した機器だけに、好き嫌いが分かれていることがわかります。
自宅以外でもシニアは使う人が多い
「自宅以外で温水洗浄便座を利用しますか」という質問でも、シニア層では使っている人が多くなっています。
使わない理由としては「不特定多数が使っているから」が、特に女性に多くなっています。
自宅以外のトイレに求める条件は男女で微妙に異なる
「自宅以外で使用したいと思うトイレの条件は何ですか」という質問で、一番多い回答は男女とも「清潔」でした。
しかし、それ以外では男女で異なっていることが多くなっています。
男性は「温水洗浄便座であること」、女性は「荷物を掛けるフックや置き場があること」でした。
特に「温水洗浄便座であること」は男性の35.3%が挙げていますが、女性は17.1%に留まっています。
なお、「暖房便座であること」を挙げる女性は19.8%で、男性の16.0%を上回っています。
温水洗浄機能を使わない女性も、暖房機能は使用している人が多いようです。