お墓参りに行く人が多いのは、やっぱり「旧盆」
[2016/7/15 00:00]
お墓参りに関するアンケート
情報インフラ運営会社のプラネットが、お盆に合わせて「お墓参りに関する意識調査」の結果を発表しています。
アンケートはインターネット上で行なわれ、4,141人が回答しています。
図とグラフの出典はプラネットによります。
お墓参りをする人は67%
「実家のお墓参りに行きますか」という質問には、「行く」と回答した人が67%いました。
年代別に見ると年齢が高くなるほど、お墓参りに行く比率が高くなります。
また、「配偶者あり」の人と「配偶者なし」の人を比べると、配偶者のありの人の方が、お墓参りに行く比率が高くなっています。
お墓参りは家族と行く
「誰とお墓参りに行きますか」という質問には、「家族」という回答が85%を占めます。
年代別にみると、年齢が高くなるにつれて、「一人」という回答が増えます。
旧盆とお彼岸にお墓参りをする人が多い
「あなたがお墓参りにいく時期はいつですか」という質問には、「旧盆(8月)」が一番多く、「春のお彼岸(3月)」と「秋のお彼岸(9月)」が続きます。
「命日」や「年末・年始」などにお参りする人は、意外に少なく20%程度に留まっています。
お墓参りに行く時期には、地域によって違いがあります。
「東北」「北陸」「北海道」では、「旧盆」にお墓参りに行く割合が高く70%を超えます。
逆に「関東」では「旧盆」にお墓参りをする人は40%に留まっています。
これは、東京では「新盆(7月)」にお盆の行事を行なう家が多いため、旧盆にはお墓参りに行かないのでしょう。
また、「北海道」では「年末・年始」にお墓参りに行く人が0.8%しかいません。寒さが厳しく、雪の多い地域なので、真冬のお墓参りは難しいのかもしれません。