30代~50代の女性の82.3%は、「年金をあてにしてはいけない」と思っている
[2016/8/2 00:00]
女性の生活についてのアンケート
30代から50代の女性のうち82.3%が「年金をあてにしてはいけない」と思っていることがわかりました。
これは、通販会社の千趣会が運営している「ベルメゾン生活スタイル研究所」がインターネット上でアンケートしたもので、30代~50代の女性2,370人が回答しています。
グラフは報告書のデータを基に編集部が作成しました。
「年金をあてにしてはいけない」が8割を超える
このアンケートでは、1つのテーマに対して、「とてもそう思う」から「全くそう思わない」までの5段階で回答を求めています。
「年金をあてにしてはいけない」というテーマに対して、「とてもそう思う」と「わりとそう思う」の合計は82.3%で、ほとんどの回答者が「年金はあてにならない」と思っていることがわかりました。
「あまりそう思わない」「全くそう思わない」という回答は、合計で4.2%に留まりました。
ほぼ8割が「老後の生活が心配である」
同様に、「老後の生活が心配である」に同意する人は78.6%に達しています。
自分の資産や貯蓄に対して不安に感じることがある
「自分の資産や貯蓄に対して不安に感じることがある」についても79.4%が同意しています。
つまり、30代から50代の女性の80%は、年金、老後の生活、それに備える自分の資産と貯蓄のすべてにわたって不安を抱いていることがわかります。
日常生活よりも将来への備えという人は半数ちょっと
しかし、「日常生活を充実させるよりも、貯蓄などして将来に備えたい」に同意する人は56.9%に留まっています。
回答者の多くは、将来に対して強い不安を感じていますが、すべての人が、現在の生活への出費を抑えて貯蓄ができるわけではないことがわかります。