公共の場で、もっとも不快に思う行動は「犬のフンを持ちかえらない」
[2016/8/5 00:00]
首都圏男女が公共の場で不快と感じる行為
民放テレビ系調査会社JNNが、「公共の場所で不快に思う行為」のアンケート結果を公開しています。
この調査は首都圏の満13歳~74歳の一般男女を対象に、調査紙を配布して行なわれ、910名の回答を回収しています。
「行動・行為をみて不快に思うもの」という質問に対して、一番多い回答は「犬のフンを持ちかえらない」でした。
回答率は80%を超え、年代別でも10代と70代を除く、すべての年代で1位となっています。
2位は「ごみのポイ捨てをする」、3位は「路上にツバを吐く」で、いずれも70%を越えています。
上位3位までは、公共の場を汚す行為で、これが最も不快な行動と捉えられています。
なお、犬を飼っている人に絞って集計しても「犬のフンを持ちかえらない」は81.1%でした。自分で犬を飼っている場合でも、犬のフンを持ち帰らないという行為は不快と感じています。
愛犬家の方は、散歩中にしたフンを回収するための「トイレ袋」を必ず持ち歩きましょう。
また、「犬のフンを持ちかえらない」が1位にならなかった年代を見ると、10代では「いじめや嫌がらせを目にする」が、70代では「化粧している(車内)」が1位でした。
マナーが悪いのは、それぞれの個人による
また、「公共マナーやモラルの悪い人はどの人たちが多いか」という質問では、「個人によるので、決められない」という回答が一番多く寄せられました。
マナーが悪い人は、年齢や身分、国籍で一律に判断できるものではなく、迷惑行為は個人の行動によると判断している人が多いのは頼もしい結果と言えるでしょう。