ペットとのお別れで後悔している点は「もっと一緒の時間を過ごせばよかった」
ペットを失った飼い主の心情が表れたアンケート
ペット保険のアイペット損害保険が、「ペットとのお別れ」についてのアンケート結果を公開しています。
インターネットで行なわれた、このンケートには、15歳~69歳の犬猫飼育経験者544名が回答しています。
ペットとお別れした理由、後悔している点、ペットを飼って良かったと思っているか、などペットを失った飼い主の心情が表れたアンケート結果となっています。
ペットと分かれた理由の1位は「老衰」
「ペットとお別れした理由を教えてください」という質問に対して、最も多い回答は「老衰」でした。
以下、病気、事故、突然死、脱走などが続きます。
ペットを失った人に多い症状は「突然悲しくなり、涙が止まらなくなる」
「ペットを喪失してから体調や気持ちの面で現れた不調を教えてください」という質問に対して、「何らかの不調を感じた」と回答している人は60%を超えています。
具体的な症状で一番多いのは、「突然悲しくなり、涙が止まらなくなる」でした。
以下、「疲労感、虚脱感」「不眠」「食欲不振」などの症状が現れています。
また、「ペットを喪失した後の不調や症状が続いた期間」という質問に対して、半数近くは「1カ月未満」と回答しています。
しかし、「1年以上」「まだ続いている」という回答を合わせると10%以上あり、長期間に渡って症状が続く場合があることもわかります。
「もっと一緒の時間を過ごせばよかった」と後悔している人が多い
「ペットとお別れして後悔していることはありますか」という質問に対して、一番多い答えは「もっと一緒の時間を過ごせばよかった」でした。
ペットが犬であるか、猫であるかによって順位は異なりますが、「後悔していることはない」「もっと健康管理に気を使えばよかった」が続いています。
また、猫の飼い主では「脱走対策をしていればよかった」という回答が10%あり、犬との飼育環境の違いが表れています。
ペットを飼って良かったと9割の人は思っている
「ペットと過ごした日々を振り返って、ペットを飼って良かったと思いますか」という質問には88.3%の人が「はい」と答えています。
たとえ、後悔している点はあったとしても、ペットとともに過ごした経験が良いものであったと、9割近くの人は感じています。
いま、ペットと過ごしていらっしゃる方は、できるだけ多くの時間をペットと共に過ごして、楽しい思い出を作ることを心がけてあげましょう。