怖い災害の1位は、やっぱり「地震」

[2016/8/30 00:00]

怖い災害は「地震」「竜巻」「台風」「津波」

保険ショップ「保険クリニック」が、9月1日の「防災の日」を前に、「防災について」のインターネットアンケートを行なってます。

回答者は、20歳~60歳の800人で男女同数となっています。

「あなたが怖いと思う災害は何ですか。(いくつでも)」という質問には、「地震」が91.3%で一番多くなっています。

以下、「竜巻」「台風」「津波」などが続きますが、「地震」の半分以下に留まっています。

やはり、「地震」は怖い災害の代表と言えるでしょう。

怖い災害の筆頭は「地震」

災害に対する備えをしている人は4割

「災害に対する備えをしていますか」という質問では、「備えをしている」人の方が少なく42.1%に留まっています。

「災害に対する備えは何をしていますか」という質問では、「非常用の食糧等」が80.7%で一番多くなっています。

続いて、「電池やバッテリー、懐中電灯等」と「非常持出袋を準備」までが50%を超えています。

非常用の食糧、水、乾電池、懐中電灯などを備えている人が多い

また、「これから備えたいもの」としては、「家族との連絡方法を決める」と「家族と集合場所を決める」という家族とのコミュニケーションが上位に入っています。

イザという時のために家族と打ち合わせをしておくという判断は、とても良いことです。

火災保険に入っている人は多いが、地震保険には入っていない

「災害時を補償する保険に入っていますか」という質問に、「入っている」人は74.9%でした。

ただし、加入している保険は、火災保険が主力で地震保険までは及んでいません。

地震保険に加入している人は、火災保険加入者の48.7%、回答者全体の33.6%に留まっています。

火災保険に加入していても、地震保険に加入していないと、震災による火災や倒壊などの被害は補償されません。地震保険と火災保険の違いについては、さらに周知が必要でしょう。

何らかの保険に入っている人は多いが、地震保険の加入率は低い
[シニアガイド編集部]