自分が住んでいる地域に大地震が来ると思っている人は6割を超える

[2016/8/28 00:17]

大地震が来ると思っている人は6割を超える

SBI少額短期保険株式会社が、全国の持家に住む20代~60代の方563名に、「地震防災に関するアンケート調査」を行なっています。

「近い将来、現在あなたがお住まいの地域で大地震が発生すると思いますか」という質問に、「発生すると思う」という回答は約3割でした。

「どちらかと言えば発生すると思う」を合わせると、大地震が来ると思っている人は6割を超えます。

住んでいる場所に大地震が来ると思っている人は約6割

自宅の被害を想定している人は6割

「大地震が発生した場合、あなたのご自宅は倒壊や損傷などで大きな被害を受けると思いますか」という質問に、「大きな被害を受けると思う」という回答は約2割です。

「どちらかと言えば被害を受けると思う」を合わせると、大きな被害を想定している人は6割でした。

大地震が来ると思っている人と、自分の家も大きな被害を受けると思っている人は、ともに6割程度です。大きな地震に関心があり、危機感を持っている人は、だいたいこれぐらいの割合なのでしょう。

自宅の被害を想定している人は6割

3分の1の人は地震対策をしていない

「あなたのご家庭で現在行っている地震対策を教えてください」という質問に、選択式で回答してもらっています。

「非常用の食料・水」「避難グッズ」「家具の転倒防止対策」など、一般的な地震対策をしている人は、3割~4割前後でした。

一方で、「特に対策はしていない」という人が約3分の1います。

地震対策をしている人は3~4割

家族との安否確認の手段は携帯電話中心

「被災時のご家族やご友人との安否確認には、どのような手段を活用することを想定していますか」という質問です。

多い順に「携帯電話メール」「災害用伝言サービス」「携帯電話での通話」「LINEなどのソーシャルメディア」となっています。

多くの方が、携帯電話による、なんらかの通信を想定しています。

ただし、東日本大震災の折には、携帯電話が通じなかったり、メールが届くのが遅れるなどの状況が見られました。

そういう状況も想定して、1つの手段に頼らず、2つ以上の手段を用意しておきましょう。

安否確認の手段

自宅の再建費用を準備している人は5割強

「自宅が被災した際に、再建する費用の捻出方法」を聞いています。

一番多いのは「特に準備はしていない」で4割を超えています。

「地震保険」「貯蓄」「共済などの地震保険以外の補償」など、なんらかの形で再建費用の準備をしている人は5割強に留まっています。

自宅の再建に向けた備え

熊本地震の影響で危機感が高まった

SBI少額短期保険による、このアンケートは2012年から行なわれています。そのため、毎年の変化を追うことができます。

今年は4月に「平成28年(2016年)熊本地震」が発生し、関連した報道が連日行なわれました。

そのため、「近い将来、現在あなたがお住まいの地域で大地震が発生すると思いますか」という質問に、「発生すると思う」と回答した人が昨年の23.9%から29.0%へ増加しています。

また、「自宅が倒壊や損傷などで大きな被害を受けると思いますか」という質問にも、「大きな被害を受けると思う」という回答が17.1%から23.4%へ増加しました。

「自宅で行なっている地震対策」についても「特に対策をしていない」という回答は36.2%から32.9%へ、少しだけ減りました。

9月1日は「防災の日」です。防災の日は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだもので、1960年に制定されました。

「何かやらなくてはと思いながら、まだ何も備えをしていない」という方も、この防災の日をきっかけに、地震に対する備えについて考えてみましょう。

[シニアガイド編集部]