防災グッズを用意している人が多いのは「関東」、少ないのは「北海道」
[2016/8/31 00:00]
防災グッズの準備は地域によって差がある
ビジネスコンサルティングサービス会社のソフトブレーン・フィールドが、防災の日を前に「防災グッズ」に関するアンケートを行なっています。
対象は自社のアンケート・モニターで6,596名が回答しています。
まず「災害対策グッズを備蓄しているか」という質問には、約7割が「している」と答えています。
エリア別に分析すると、最も備蓄率が高かったのは「関東」で73.0%でした。ついで「東北」が71.1%、「甲信越」が68.4%と続きます。
一方、備蓄率が低かったエリアは「中国」、「九州」、「北海道」でそれぞれ50%台に留まっています。
一番多い防災グッズは「懐中電灯」
アンケートの回答者のうち、災害対策グッズを備蓄していると回答した4,529名を対象に、「何を備蓄しているか」を聞いています。
最も多かったのは「懐中電灯」で、7割以上の人が備えています。
次に多かったのが「非常用飲料」で、「非常食」「携帯ラジオ」が続きます。
「常備薬」「包帯・ガーゼ類」「歯ブラシ・ハミガキ」などのヘルスケア用品まで備えている人は2割程度でした。
東日本大震災直後に用意した防災グッズは見直しが必要な時期
「備蓄している災害対策グッズを見直していますか」という質問で、「これまで(見直しを)したことがない」という回答は35.9%でした。
つまり、6割ぐらいの人は、防災グッズを用意したあとで、なんらかの見直しをおこなっています。
保存用の食糧や水には消費期限があります。東日本大震災の直後に防災セットなどを用意した方は、そろそろ期限が近づいているはずなので、これを機会に確認して見ましょう。