いまどきの祖父母の呼び名は「じいじ、ばあば」がスタンダード
祖父母との付き合い方のアンケート
「子どもが祖父母をどのように呼ぶか」というアンケートで、「おじいちゃん、おばあちゃん」よりも「じいじ、ばあば」という回答が多いという結果が出ています。
この調査はママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」の利用者にインターネット経由で行なわれ、子育て中の女性504名が回答しています。
調査には「博報堂こそだて家族研究所」も協力しています。
呼び方をはじめとして、ママと子供が、祖父母とどのように付き合っているのか見ていきましょう。
「じいじ、ばあば」と呼ばれることが多い
「子どもが祖父母をどのように呼ぶか」という質問では、父方母方の祖父母ともに「おじいちゃん、おばあちゃん」よりも「じいじ、ばあば」が多い結果となりました。
また、父方よりも母方のほうが「じいじ、ばあば」の比率が高めとなっています。母方のおばあちゃんでは「名前で呼ぶ」も約1割と高めになっています。
子どもたちが最も頻繁に会うのは「母方のおばあちゃん」
「父方母方の祖父母と、子どもが会う頻度」という質問では、母方の祖母がもっとも頻繁に会っていました。
母方の祖母が会う頻度は、「週に複数回」が約2割で、「月1~2回」以上では約6割になります。
次は、父方の祖母と母方の祖父が同程度となっています。
祖父母に会う機会は「年末年始」「お盆」「子供のお祝い行事」
「子どもが祖父母に会う機会」で、特に多いのが「年末年始」と「お盆」でした。
また、お宮参りやお食い初め、七五三などの「子供のお祝い行事」も、祖父母と会う機会となっています。
特定のイベント以外では、「子供を預ける時(39.7%)」「おじいちゃんおばあちゃんが会いたいと言いだして(27.4%)」「お子さんが会いたいと言いだして(21.8%)」など、お互いの都合や要望に応じて会う機会ができるようです。
適度な距離をおいて、子や孫と付き合う
アンケートの回答から感じられるのは、父方の祖父母よりも母方の祖父母の方が心理的距離が近いことです。
やはり、お母さんから見ると、夫の両親である「父方の祖父母」よりも、自分の両親である「母方の祖父母」の方が近しい存在なのはしかたがないでしょう。
祖父母の呼び方や、会う頻度など、いろいろな考え方はあるでしょうが、あまり自分たちの考え方を押し付けると、負担に思われます。ある程度の距離を置いて、孫の両親である子ども世代に判断を任せましょう。