“へそくり”を持っているシニアは約半数。平均金額は100万円

[2016/9/13 00:00]

へそくりに関するアンケート

あおぞら銀行が行なったアンケート調査によれば、シニア世代の約半数は“へそくり”、つまり家族に内緒で自分だけが知っているお金を持っており、その金額は男性で67万円、女性で132万円に達することがわかりました。

この調査は、全国の55~74歳のシニア世代の男女を対象にインターネット上で行なわれ、2,074人が回答しています。

へそくりを持っているのは約半分

へそくりがある男性は39.6%、女性は46.7%でした。

へそくりを持っていない人の方が多数派ですが、半分弱の人は自分のへそくりを持っています。

へそくりの有無

男性は、女性の半分しか持っていない

へそくりの金額は、男性「67万円」、女性「132万円」でした。

男性は、女性の半分の金額しか持っていません。

なお、男女合わせた平均金額は「100万円」でした。

また、男女とも、昨年とくらべて金額が増えています。

へそくりの金額

関西の方が、へそくりの金額が多い

地域別にみると、「関西」(大阪、兵庫、京都、奈良)では、へそくりの実際の金額は「139万円」で、理想とする金額は「390万円」でした。

「関東」(東京、神奈川、埼玉、千葉)では、実際の金額は「93万円」で、理想とする金額は「324万円」でした。

実際のへそくり額も、理想とするへそくり額も、関西の方が多くなっています。

地域別にみた「へそくり」の金額

いざというときに頼りになる存在

“へそくり”に対しては、家族に知られていないお金を持っているというだけで、こころよく思わない人もいます。

しかし、ある程度のへそくりは、家計の余裕部分であり、緊急にお金が必要となった場合には、頼りになる存在でもあります。

特に目的がない場合でも、いざというときに備えて、お金を貯める習慣を付けておくことは悪いことではありません。とりあえず、少しずつでもお金を手元に残すことを考えてみましょう。

[シニアガイド編集部]