自身の葬儀・お墓について考えるとき、優先するのは「費用」と「家族」

[2016/9/21 00:00]

ハワイ散骨代行の「リセア」が、全国の20代から60代以上の男女1,000名(男女同数)に、「お墓についてのアンケート」を行なっています。

アンケートによれば、「6割の人が、自分のお墓について考えており、4割の人は葬儀やお墓については自分で決めたいと思っている」ことがわかりました。

また、性別で見ると、女性の方がお墓に関心が高いという結果が出ています。

6割以上の人はお墓について考えている

「自身の葬儀・お墓問題に関して普段考えることはありますか」という質問には、「たまに考えることがある」という回答が一番多く、4割を占めました。

これに「普段から考えている」という回答を加えると、6割以上の人がお墓について考えていることがわかります。

また、「自身の葬儀・お墓問題に関しては自身で決めたいですか」という質問には、「自分で決めたい」という回答が一番多く、こちらも4割を占めています。

性別で見ると、男性より女性の方がお墓について考える機会が多く、自分で決めたいと思っています。

自分の葬儀についての態度 (n=1,000)

優先するのは「費用」と「家族」

「自身の葬儀・お墓問題について考えている」と回答した方に対して、「自身の葬儀・お墓問題に関して、何を最も優先的に考えますか」と質問しています。

一番多い回答は、「費用」で約4割です。次いで「家族」が3割を越えています。

この2つ以外では、1割を越えている回答はありません。

葬儀やお墓で優先すること (n=616)

自分のお墓が決まっていない人の多くは、お墓を購入する予定がない

「自身の入るお墓が決まっていない」と回答した人に「今後購入する予定はございますか」と、購入の意向を聞いています。
一番多かった回答は「わからない」で約4割でした。

次が「購入する予定はない」で約3割です。

「購入する予定」という回答は2割にも届きません。

これからお墓を購入する予定があるか (n=451)

自分の子供への引き継ぎも考える必要がある

このアンケートでは、女性の方がお墓について考える機会が多いという結果が出ています。

女性の場合、「夫の実家のお墓に入るか、自分の実家のお墓に入るか」という問題や、「自分の実家のお墓をこれからどう継承するか」という問題がありますから、いやでもお墓について考える機会が多くなります。

また、自分自身のお墓を準備したとしても、それを子供たちに継承させるべきかどうかという問題もあります。

そういう事情が、永代供養墓や散骨、墓じまいなどへの関心が高まる理由となっているのでしょう。

[シニアガイド編集部]