65歳以上の高齢者の5人に1人は働いている

[2016/9/23 00:00]

高齢者の就業者数は730万人で過去最多

この記事は総務省が公開したデータを基に、65歳以上の高齢者の働き方について見ていきます。

65歳以上の高齢者の就業者数は、12年連続で増え続けています。

2015年は「730万人」で過去最多でした。

高齢者の就業者数の推移

高齢者の5人に1人は働いている

同じ2015年の高齢者の就業率は「21.7%」です。

高齢者の5人に1人が働いていることになります。

性別で見ると、男性が「30.3%」、女性が「15.0%」と、約2倍の差があります。

比較的若い「65~69歳」の年齢層に限ると、男性は52.2%、女性は31.6%でした。

就業者に占める高齢者の割合も過去最高

15歳以上の就業者総数に占める、65歳以上の高齢者の割合は「11.4%」でした。

つまり、働いている人の10人に1人は高齢者ということになります。

これは比較可能な記録が残っている1968年以来、過去最高です。

高齢者の割合の推移

日本の高齢者の就業率は主要国で一番高い

主要国における高齢者の就業率を比較すると、日本は主要国の中で最も高い水準にあります。

諸外国と比べると、日本の高齢者の就業率は高い

高齢雇用者の7割以上は非正規雇用

高齢雇用者の非正規の職員・従業員は267万人で、高齢雇用者の74.2%を占めています。

高齢雇用者の雇用形態をみると、「パート・アルバイト」が49.7%と一番多く、約半数を占めます。

次いで「正規の職員・従業員」が25.8%、「契約社員」が9.2%で続きます。

高齢者の雇用形態

非正規雇用の理由は「自分の都合のよい時間に働きたいから」

非正規雇用の高齢者が、現在の雇用形態に就いた理由別をみると、「自分の都合のよい時間に働きたいから」が一番多く、3割あります。

以下、「家計の補助・学費等を得たいから」と「専門的な技能等をいかせるから」が続きます。

非正規雇用に就いた理由

意外なほど多くの高齢者が働いている

データを見ると、65歳以上になっても働き続けている人が、意外なほど多いことが分かります。

高齢者の5人に1人は働いていますし、就業者の10人に1人は高齢者です。

ただし、高齢者については4人のうち3人は非正規雇用となっています。

非正規雇用に就いている理由は、働き方を自分で選んでいる人が多いのですが、「正規の職員・従業員の職がないから」という人も8.8%います。

65歳以上も働き続ける場合は、非正規雇用であることを前提として、収入や働き方を考えておくほうが現実的なようです。

[シニアガイド編集部]
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