一番多くの家庭にある調味料は「マヨネーズ」、一番良く使うのは「めんつゆ」
自宅にある調味料の使い方をアンケート
マーケッティング会社のドゥ・ハウスが、「自宅の調味料」に関する調査結果を公開しています。
どの調味料を持っていて、どれをよく使い、どれを使い残すことが多いかという面白い調査です。
アンケートは首都圏の30代から50代の女性を対象にインターネットで行なわれ、1,002人から有効回答を得ています。
皆が持っている調味料は「マヨネーズ」
自宅にある調味料を聞いたところ、1位は「マヨネーズ」でした。なんと、93%の家庭にあります。
2位の「ケチャップ」も91%で、ほとんどの家庭にあります。
3位「ソース」、4位「めんつゆ」、5位「ドレッシング類」までは、80%以上の家庭にあります。
このあたりまでは、一般家庭に常備されている調味料でしょう。
なお、アンケート項目には「お醤油」が入っていません。これは、常備されていて当然という判断でしょうが、マヨネーズとどっちが多いのか聞いてみたい気もします。
使うことが多いのは「めんつゆ」
よく使う調味料の1位は「めんつゆ」で、30%の人が「よく使う」と回答しています。
2位は2位「マヨネーズ」、3位は「ドレッシング類」でした。
「めんつゆ」は、麺のつけ汁だけでなく、「煮物」、「浸し物」、「お吸い物」、「和え物」など、使われる料理の幅が広いので、使う機会が増えるようです。
使いきれずに残る調味料は「ラー油」
「使い切れずに残ってしまいがちな調味料」を聞いたところ、一番多い回答は「使い切れず残る調味料はない」で、30%でした。
しかし、「ラー油」、「焼肉のタレ」、「オイスターソース」などは10%以上の人が使い切れないことがあると回答しています。
使い切れない理由は「使えるメニューが少ない」で、使いきれなかった時には「諦めて処分してしまう」が多くなっています。
使い切るためにはサイズとレシピがポイント
調味料を最後まで使い切るためには、どこを改善するべきかという質問には、次のようなアイデアが寄せられました。
- 「アレンジメニューがパッケージに書いてある」
- 「サイトでその商品を利用した簡単に作れる料理のレシピを公開してほしい」
- 「少量サイズや一回だけの使いきりサイズが豊富だと良い」
残りやすい調味料を使い切るためのポイントは、使い切るためのレシピと、調味料のパッケージサイズがポイントのようです。
アンケートを行なったドゥ・ハウスでは、「共働きが多くなり、独身者が増え、高齢化社会化へと変化している中で、調味料も時代に沿ったサイズなどが生活者に期待されていくのではないでしょうか。」とコメントしています。