既存の墓石に図柄を追加するメモリアルリメイク「彩(いろどり)」

[2016/11/23 00:52]
「彩(いろどり)」のパターンの1つ「ツバメ」

仏事関連総合サービス企業「メモリアルアートの大野屋」は、オリジナルのデザイン墓石ブランド「KIZUNA DESIGN (キズナデザイン)」の1つとして、メモリアルリメイク「彩(いろどり)」を用意しています。

「彩」は、墓石正面の背景に、図柄を彫刻するサービスです。

文字の周りに図柄を彫刻することで、墓石に刻まれた家名や言葉を浮き立てます。

「彩」は、新しくお墓を作る際に墓石に彫刻するだけではなく、既存の墓石にも追加で彫刻することもできるのが特徴です。

価格は、新規石碑の場合10万円(税抜き価格)から、既存石碑の場合は20万円(同)からです。

彫刻の絵柄は「ツバメ」、「松」、「萩」、「蓮」、「紅葉」、「ススキ」の6種類で、オーダーメイドも可能です。

特定のパターンを単純に刻印するのではなく、選ばれた図柄を専任デザイナーが墓石の色や文字の位置に応じて構成して、墓石全体のバランスを整えます。

また、黒系の墓石には、深さによる陰影を抑える浅彫で施工し、白系の墓石には陰影を抑えつつ見えやすい特別な技法でペイントしています。

白系の墓石への施工例。パターンは「萩」

例えば、東京都の都立霊園の一部では、墓石の形や大きさについて厳しい定めがあり、他家との差別化の手段は墓石の色や文字の内容に限られています。

しかし、霊園などの制限があっても、故人への唯一無二の想いを形にするために、他とは違うお墓が欲しいと希望する方には、墓石への彫刻は一つの手段と言えるでしょう。

「ツバメ」
「松」
「萩」
「蓮」
「紅葉」
「ススキ」
[シニアガイド編集部]