アクセルとブレーキの踏み間違えによる自動車事故を防ぐ「ペダルの見張り番」

[2016/11/25 03:13]
「ペダルの見張り番」パッケージ

アクセルとブレーキの踏み間違えによる事故を防ぐ

自動車用品サービス会社のオートバックスセブンは、自動車の運転中に、アクセルとブレーキを踏み間違えたことによる、急発進を防ぐ装置「ペダルの見張り番」を2016年12月5日に発売します。

踏み間違えによる事故を少しでも防ぐ事を目的として開発された装置で、オートバックスの専売商品です。

対応する車種は、国内8メーカーの100車種以上で、価格は取付工賃込みで39,999円(税別)となります。

なお、「ペダルの見張り番」の取り付けには、それぞれの車種に対応する取付部品が別途必要で、車種の対応表はオートバックスセブンのWebサイトで公開されています。

2つの機能で急発進を防ぐ

「ペダルの見張り番」は、自動車に取り付ける装置で、急発進を防ぐための2つの機能を内蔵しています。

1つは、「オーバーアクセルキャンセラー(OAC)」で、車両の速度やブレーキ信号を検知して、アクセル開度を電気的に3段階で制御して誤発進を防止します。

もう1つは、「ブレーキオーバーライドシステム(BOS)」で、アクセルとブレーキが同時に踏まれた場合に、ブレーキを優先させます。

なお、この製品をオートバックスグループ店舗で購入して取り付けをした場合、最大100万円の傷害保険が1年間付いてきます。

交通事故傷害保険が付いてくる

所有する車種の対応を確認しよう

最近、コンビニや病院の駐車場などで、アクセルとブレーキを踏み間違えたことによって、運転中の自動車が急発進し事故につながる例が報道されます。

最新の車種では、「ペダルの見張り番」のような急発進を防ぐための機能は、あらかじめ搭載されています。

しかし、すでに所有している自動車に後付けで装備できる装置は、多くありません。

まず、自分や家族が所有する車種が対応表に入っているかどうかを確認してみましょう。

[シニアガイド編集部]