退職を考え始める3つのきっかけ
[2016/12/2 00:00]
総合求人・転職支援サービスの「エン転職」が、「退職のきっかけ」についてアンケート結果を公開しています。
このアンケートは、20代から50代までのサイト利用者8,925名から回答を得ています。
「退職を考えるきっかけは何でしたか」という質問の回答の上位3つは、次の通りでした。
- 第1位「給与・待遇への不満」
- 第2位「仕事内容への不満」
- 第3位「成長実感が持てない」
年代別に見ると、40代以上の回答者は、上位3つのほかでは、「会社の業績悪化」と「不本意な異動・転勤」を挙げる人が多くなっています。
全体の順位は、記事末のグラフを御覧ください。
「好きな仕事だったが...」
40代以上の退職者から寄せられた具体的な意見を紹介します。
- 好きな仕事だったが、業績悪化により退職者が続出し、居心地が悪くなった。(48歳男性、「会社の業績悪化」)
- 業界の低迷により赤字続き。いつ倒産してもおかしくない秒よみの状態だった。(40歳女性、「会社の業績悪化」)
- 専門職で入社したにも関わらず、未経験職種へ急な異動を命じられた。(46歳男性、「不本意な転勤・異動」)
- 転居を伴う転勤が短期間で複数回あったため。(51歳男性、「不本意な転勤・異動」)
- 入社2年目から給与が変わらず、制度上、昇給の見込みがなかった。(49歳女性、「給与・待遇への不満」)
- あまり仕事を任せてもらえず、業務量が少なく、時間を持て余していた。(43歳女性、「仕事内容への不満」)
- 顧客視点のない経営方針で、やり甲斐や成長を感じられなかった。(43歳男性、「成長実感が持てない」)
年齢と共に年次が上がると希望退職の対象となったり、ポストの不足による不本意な異動などが増えて、退職を考えるきっかけとなることがわかります。