1日にリアルタイムで見るテレビは「54分」、録画したものが「20分」
[2016/12/12 00:00]
メディアリサーチ会社のスイッチ・メディア・ラボが、「テレビの録画視聴の実態に関する調査」の結果を公開しています。
関東1都6県の15歳以上の男女約1,200人を対象にしたインターネット調査です。
記事中のグラフもスイッチ・メディア・ラボの提供です。
録画した番組を見るのは1日20分
調査では、テレビの平均視聴時間を聞いています。
平日のテレビ視聴時間は、テレビを放送時間どおりに見る「リアルタイム視聴」が「54分」、録画した番組を見る「タイムシフト視聴」が「20分」でした。
土日は、視聴時間が長くなり、リアルタイム視聴が「1時間50分」、タイムシフト視聴が「44分」でした。
よく録画するのは「ドラマ」と「映画」
よく録画するテレビ番組のジャンルをたずねたところ、1位は「ドラマ」でした。
2位は「映画」、3位は「バラエティ」です。
なお、「15歳~19歳」男性では、「アニメ・特撮」が1位になっています。
「スポーツ」は22%と低く、リアルタイムに楽しみたいジャンルであることがわかります。
録画した番組は、「翌日以降1週間以内」に見る
録画した番組を何日以内に視聴することが多いかたずねたところ、「1~2日以内」「3~4日以内」「7日以内」が、それぞれ2割ほどでした。録画した翌日以降、1週間以内に見ている人が7割を越えます
なお、録画した「当日」に見る人は4%しかいません。
録画する理由は、その時間に見られないから
テレビ番組を録画して視聴する理由の1位は「放送時間に視聴できないから」でした。
「都合のよい時間に視聴したいから」と「同じ放送時間帯に視聴したい番組が複数重なっているから」が続いています。
この他にも、「番組を保存しておきたいから」「CMを飛ばして視聴したいから」「繰り返し何度も視聴したいから」など、さまざまな理由で録画視聴されていることがわかります。