60代/70代が「今年楽しんだこと」の1位は「旅行」

[2016/12/18 00:00]

大和証券グループの大和ネクスト銀行が、「2016年ランキングで見る、シニアライフの実像」という調査を行なっています。
ここでは、「2016年、楽しんだこと」と「今年1年お金を費やしたこと」のランキングを見てましょう。

調査対象として、60代と70代のシニア664人のデータを使用しています。

今年楽しんだことは「旅行」

「2016年、楽しんだこと」(複数回答あり)の上位10位までは、次のとおりです。

  • 1位:旅行(64.0%)
  • 2位:嗜好品[コーヒー、紅茶、お酒、葉巻など](42.5%)
  • 3位:読書(34.0%)
  • 4位:映画鑑賞(33.4%)
  • 5位:ウォーキング/ランキング/マラソン(33.3%)
  • 6位:家庭菜園/ガーデニング(31.2%)
  • 7位:ドラマ鑑賞(26.4%)
  • 8位:同窓会/旧友との交流(26.1%)
  • 9位:音楽鑑賞(25.6%)
  • 10位:ドライブ(23.5%)

1位の「旅行」と、2位の「嗜好品」は、男女とも共通でした。

とくに、「旅行」は男女とも半数以上の人が挙げており、60代以降の大きな楽しみとなっているようです。

男性の3位は「映画鑑賞」、女性の3位は「読書」でした。

旅行に使ったお金は「21万4千円」

また、「今年1年お金を費やしたこと」で使った平均金額が大きいのも「旅行」でした。

平均金額は、「21万4千円」と大きな金額となっています。

2位は「趣味」で、こちらも「13万円」を費やしています。

また、孫への買い物やプレゼントなどの「孫消費」も「12万4千円」と大きな金額となっており、孫に対してはお金を惜しまない様子がうかがえます。

  • 旅行:21万4千円
  • 趣味:13万円
  • 自分磨きやアンチエイジング:6万4千円
  • デート:6万6千円
  • 孫関係の消費:12万4千円

日常生活を離れることの魅力

シニア層の「旅行」への情熱は高く、「来年(2017年)、楽しみたいこと」という質問でも、69.5%で1位となっています。

外出する機会が少なくなりがちな年代だけに、日常生活を離れて旅をすることの魅力が強くなるのでしょう。

将来の生活設計にあたっては、国内旅行ができる程度のお金は確保するように心がけたいものです。

[シニアガイド編集部]