女性の80%以上は「年金はあてにしてはいけない」と思っている

[2016/12/23 00:00]

30代から50代の女性に生活意識を聞く調査

通信販売会社の千趣会が運営する「ベルメゾン生活スタイル研究所」が「女性の生活意識アンケート調査」の結果を公開しています。

このアンケートは、30~50代の女性を対象にインターネットで行なわれたもので、2,298名が回答しています。

ここでは、自分の将来について、どのような見通しを持っているかについて見ていきましょう。

このアンケートでは、質問の内容について、5つの選択肢から選んで回答しています。グラフは編集部で作成しました。

  • とてもそう思う
  • わりとそう思う
  • どちらともいえない
  • あまりそう思わない
  • 全くそう思わない

80%の人が年金に不安を感じている

まず、「年金はあてにしてはいけないと思う」という質問に対して、「とてもそう思う」と「わりとそう思う」を合わせた人は、80.8%でした。

実に、8割以上の人が年金制度について不安を感じています。

特に30代に限ると、87.8%が年金をあてにできないと考えており、若い世代ほど、年金制度への不信感が強くなっています。

年金はあてにしてはいけないと思う

自分の資産や貯蓄に対して不安に感じる

「自分の資産や貯蓄に対して不安に感じることがある」という質問でも、「そう思う」という人が77.6%もいます。

この数字は前年に比べて8%も増えており、自分の財産を維持することへの不安が深まっています。

自分の資産や貯蓄に対して不安に感じることがある

地震などの自然災害に不安を感じる

「地震などの自然災害に不安を感じる」も、「そう思う」という人が77.4%でした。

2016年は、4月の「熊本地震」、10月の「鳥取県中部地震」など、大きな地震があったことも影響してか、前年に比べて4.8%増えました。

地震などの自然災害に不安を感じる

老後の生活が心配に感じる

これらを総合して、「老後の生活が心配に感じる」という質問でも、「とてもそう思う」が38.6%、「わりとそう思う」が39.1%という結果になりました。

2つを合わせると、8割近くの人が、老後生活への不安を感じています。

老後の生活が心配である

将来への不安が生活の重しに

アンケートの結果として「年金」「資産維持」「自然災害」「老後の生活」について、3割以上の人が「とても不安」と回答していることがわかりました。

「わりとそう思う」という人も加えると7割から8割の人が、自分の将来について、いろいろな不安を感じています。

しかも、すべての項目において、昨年よりも「不安」を感じるという回答が増えています。

同じアンケートの「現状の自分は幸せだと思う」という質問には、7割近くの人が「自分は幸せ」と回答しているので、すべての人が暗い毎日を送っているわけではありません。

しかし、「財布の紐は緩んでいない」や「節約をより意識するようになった」などの質問でも、「そう思う」という回答が前年よりも増えており、老後を始めとする将来への不安感が、生活の重しになっている印象です。

現状の自分は幸せだと思う
[シニアガイド編集部]