東京消防庁の救急車出場が過去最多。軽症での利用が半分以上
[2018/1/11 00:00]
8年連続で過去最多を更新
東京消防庁が、2017年の救急車の活動状況を公開しています。
2017年の東京消防庁救急隊の出場件数は78万5,240件でした。
出場件数は増え続けており、8年連続で過去最多を更新しています。
「65歳以上」の利用が半分を超える
2018年の搬送(はんそう)者を年代別にみると、「75歳以上」が37.6%、「65歳~74歳」が14.2%でした。
救急車で運ばれている人の半分以上は、65歳以上の高齢者が占めています。
搬送された人の半分以上が、入院の必要がない軽症者
救急車で搬送された人のうち、医師により入院の必要がない軽症と判断された人が54.1%を占めています。
東京消防庁では、緊急度の低い場合は救急車を利用しないように呼びかけています。
救急車を呼ぶべきかどうか迷った場合は「救急相談センター」(電話番号:#7119)で相談するか、「東京版 救急受診ガイド」を見て判断するよう勧めています。
【お知らせ】この記事は2018年1月11日に内容を更新しました。