ペットの年間飼育費は「10万円未満」が主流。猫の方が少し安上がり

[2017/1/19 00:00]
提供:アイペット損保

ペット保険のアイペット損害保険が、「ペットにかける年間支出に関する調査」の結果を公開しています。

この調査は、全国の犬の飼主489名と、猫の飼主266名に、インターネット経由でアンケートしています。

犬の方が飼育費がかかる

2016年のペット関連支出額を聞いています。

犬は「5万円以上~10万円未満」が29.7%で一番多く、2位が「5万円未満」で29.0%でした。

猫は「5万円未満」が43.3%と多く、「5万円以上~10万円未満」が27.6%でした。

猫のほうが、犬よりも飼育費が安い傾向があります。

出典:アイペット損保

思わぬ高額になることがある「治療費」

ペット関連でかかった金額を、項目別に聞いています。

「治療費」「フード・おやつ」「ペットと利用する施設料」の3つの項目について、それぞれ「中央値」「最低金額」「最高金額」を聞いています。

「治療費」の中央値は「3万円」、最高金額は「220万円」です。

「フード・おやつ」の中央値は「3万円」、最高金額は「90万円」です。

「ペットと利用する施設料」の中央値は「2万円」、最高金額は「60万円」でした。

この集計は世帯単位なので、ペット1匹にかかった金額ではなく、複数のペットにかかった金額である可能性がありますが、それにしても、最高金額の大きさには驚きます。

出典:アイペット損保

合わせて聞いている「当初の想定以上にかかった項目」という質問でも、「治療費」という回答が一番多くなっています。

ペットの「治療費」の中央値は「3万円」ですが、病気や怪我の状況によって、思わぬ高額になる場合があることを覚えておきましょう。

出典:アイペット損保
[シニアガイド編集部]