風邪かなと思うのは「ノドの痛み」から、対策は「市販の風邪薬」

[2017/1/27 00:00]

情報インフラ運営会社のプラネットが「風邪薬に関する意識調査」の結果を発表しています。

アンケートはインターネット上で行なわれ、4,004人が回答しています。

風邪をひくのは「年に1回程度」

「年に何回くらい、風邪をひきますか」と、風邪をひく頻度を聞いています。

「数年に1回ひく程度」と「年に1回程度」が並んでおり、「年に2回程度」が続いています。

「年に1回程度」以上の数値を合わせた“年1回以上”の割合は64.8%なので、3人に2人が毎年1回は風邪をひいていることになります。

なかには、“年3回以上”という、風邪をひきやすい人も約2割います。

出典:プラネット

風邪は「のどの痛み」から

「風邪をひいたと感じるのは、どんな症状が出たときですか」という質問で、群を抜いて多いのは「ノドの痛み」でした。

2位は「咳(せき)」、3位が「鼻水」と続きます。

女性は「のどの痛み」と「体のだるさ」を挙げる人が多いようです。

出典:プラネット

とりあえず「市販の風邪薬」

「風邪をひいたと感じたとき、対策としてまず何をしますか」と聞くと、1位は「市販薬を服用する」でした。

2位は「十分に睡眠をとる」、3位は「安静にする(自然治癒)」でした。

とりあえず、市販の風邪薬を飲んで、良く寝て、自分でなんとかしようとする傾向にあることがわかります。

「病院に行く」人は男性の方が多くなっています。

出典:プラネット

市販薬に頼るのは「手軽だから」

「風邪をひいたと感じたとき、市販薬を服用する理由を教えてください」と、聞いています。

「購入しやすい(どこでも入手できる)から」が群を抜いて多く、2位に3倍の差をつけています。

2位は「早く効きそうだから」、3位は「家にあったから」、4位は「価格が手頃だから」あたりまでが多い理由です。

3位と4位を見ても、「手軽さ」が主な理由であることがわかります。

なお、「病院に行くのが嫌いだから」は、女性が大きく上回っています。女性は男性に比べて、病院に行くのを避ける傾向があるようです。

出典:プラネット

回答者の風邪対策を紹介

最後に、自由回答で寄せられた風邪対策を紹介します。早く直す参考にしてください。

  • とにかくしつこくうがいをして温かい物を食べ、体を休める。よく眠る。(60代女性)
  • 寒気がするとき、首の後ろをホッカイロで温めると風邪にならない。(60代女性)
  • 外に行くときはマスクを着用。のどの調子が悪いときは、睡眠時もマスクを着用して悪化を防ぐ。(40代女性)
  • せきにはハチミツ大根、のどが痛いときはハチミツしょうがを飲めるように常備している。(30代女性)
  • 長ねぎの千切りにおみそを入れて熱湯を注いで食べると体温が上がるので温まります。(60代女性)
  • 卵酒を飲むと体が温かくなり、程よく眠たくなり、風邪の症状が軽くなる。(60代男性)
  • 子どもの頃、のどが痛いときに祖母がねぎを手ぬぐいで包んで首に巻いてくれました。(50代男性)
[シニアガイド編集部]