仕事に関する悩みのタネは「給料」と「人間関係」
[2017/3/3 00:00]
電話によるカウンセリングサービスを行なっている株式会社バーニャカウダが、「仕事上の悩みに関する調査」の結果を公開しています。
20代~60代の働く男女931名を対象にした、インターネットアンケートです。
困っていることを抱えている人の方が多い
「仕事に関して困っていることがある」人は64%もいます。
年代別にみると、20代では78%、60代では42%と大きな差があります。
特に、50代から60代にかけて、困っていることがある人が大きく減少しています。
一番困っているのは「給料」
「仕事に関して困っていること」で一番多いのは、「給料」でした。
半数以上の人が、困っていることとして挙げています。
2位は「人間関係」でこちらも3人に1人が挙げています。
男女別で見ると、「長時間労働」、「リーダーシップ」、「マネジメント」などの項目で男性の方が多くなっています。
誰かに相談できる人は少ない
「仕事に関して困っていることを誰かに相談しますか」という質問に対して、「相談しない」人が53%でした。回答者の半分以上の人は相談相手がいません。
相談相手がいる人は46%に留まっています。
男女別では「男性」が、年代別では「40代」が、相談相手が少ない傾向にあります。
相談しない理由は「誰に相談して良いかわからない」
「困っていることを相談しない」と回答した人に理由を聞くと、次の3つが多くなっています。
- 「誰に相談して良いのかがわからない」
- 「恥ずかしい、心配させたくない、失望されたくないなど、気持ちの問題」
- 「じぶんで解決できると思う」
特に男性は「気持ちの問題」を挙げる人が多く、自分の弱みを見せたくないという気持ちが感じられます。