自分の年齢から、あと何年生きそうなのかが分かる表とグラフ
自分の年齢の平均余命がわかる
厚労省は、5年に1度「完全生命表」という表を更新します。
この表は、国勢調査の結果を基にして、年齢ごとの「平均余命」を計算した結果です。
「平均余命」とは、死亡率などのデータから、その年令の人が、平均であと何年生きるかを計算したものです。
もちろん、自分自身の余命が分かるわけではありませんが、自分が、あと何年生きる可能性が高いかということが分かります。
今回、2015年の国勢調査の結果を基にした、「第22回生命表」が公開されました。
この記事では、自分の年齢の「平均余命」を知るということに絞って、表とグラフを公開します。
平均余命と平均寿命の関係
最初に、よくニュースになる「平均寿命」と、ここで扱っている「平均余命」の違いを説明しておきましょう。
実は、「平均寿命」は0歳の平均余命のことです。
つまり、今年生まれた子供が平均であと何年生きるかが「平均寿命」です。
今回の生命表による平均寿命は、男性が「80.75年」、女性が「86.99年」でした。
男女とも、5年前に比べて長くなっており、世界有数の長寿国の地位を保っています。
平均余命のグラフ
では、自分の平均余命を調べてみましょう。
下のグラフは、平均余命をグラフ化したものです。
例えば、あなたが50歳であれば、横軸の「50」のところから、上へたどります。
男性なら青い線、女性なら赤い線と交わったところが、あなたの平均余命です。
だいたい、男性なら30年ちょっと、女性なら40年にちょっと欠けるぐらいの余命があることが分かります。
平均余命の表
もうちょと、厳密に知りたいという人は、下の表を見てください。
さきほどと同じように、「50歳」のところを見ると、男性は「32.36年」、女性は「38.07年」であることが分かります。
スマホで見ることを考慮して、縦に長いシンプルな表にしました。お手数ですが、スクロールしながら見てください。
自分の平均余命を知ると、意外と長いという感想を持つことが多いようです。その長い期間をどのように使うのか考えるためにも、平均余命は参考になります。自分だけでなく、家族の分も探してみましょう。