ふるさと納税の「お米」出荷量で、「はえぬき」と「つや姫」を持つ山形県がダントツ
[2017/3/9 00:00]
「はえぬき」と「つや姫」を持つ山形県がダントツ
農林水産省が、「ふるさと納税で返礼品として提供されているお米」についてのレポートを公開しています。
ふるさと納税の返礼品として提供されているお米の量を都道府県別に見ると、「山形」が一番多く、全体の42%を占めています。
量が多い順に、10位までの都道府県をグラフにすると、山形の突出ぶりがわかります。
1位となった「山形」が提供している銘柄は「はえぬき」と「つや姫」です。
お米の銘柄は、全体としては「コシヒカリ」が多いのですが、上位の県では独自の銘柄が目立ちます。
ふるさと納税の返礼品は、その県らしさを感じるものに人気があるので、他の県にない、固有の銘柄が武器となるのでしょう。
返礼品に提供されているお米が100トン以上の都道府県を表にしましたので、ご覧ください。
千以上の自治体が「お米」を提供
ふるさと納税の返礼品としてお米を提供している自治体は、急増しており、2016年は、11の都道府県と、990の市区町村に及びました。
合計すると千を越える自治体が、お米を提供していることになります。
2016年に提供されたお米の量は23,700トン(玄米ベース)で、前年の1.8倍に伸びています。
返礼品として採用する自治体が増えたこともあり、出荷量が大きく伸びました。それだけ人気のある返礼品と言えるでしょう。