50歳以上で子供を産んだ人は、1年に「52人」いる

[2017/3/16 00:00]

何歳まで子供を産めるのか

ライフプランを考える上で、何歳までに何人の子供を作るかということは重要な要素です。

特に、再婚などの場合、子供を作るかどうかを含めて、よく検討する必要があります。

では、一般的には何歳まで女性は子供を産めるものなのでしょうか。

経産省の「人口動態統計」で確認してみましょう。グラフは、統計値を基に編集部が作成しました。

45歳以上の出産は千人以上

下のグラフは、日本国内の出生数のうち、母親の年齢が「45~49歳」と「50歳以上」のものを抜き出したデータです。

いずれも、出生数が増え続けていることがわかります。

2015年の実数で見ると、「45~49歳」は1,256人、「50歳以上」は52人でした。

両方を合わせた、45歳以上の出産は約1,300人と覚えれば良いでしょう。

45歳以上、特に「45~49歳」の出生数は増えている

なお、出生数の総数は減り続けており、2015年は約100万人でした。

そのため、45歳以上の出産の比率は、少しずつ上がっています。

国内の出生数は減り続けており、現在は約100万人

45歳以上の出産は全体の0.13%

2015年の日本国内の出生数を年代別に見ると、下の円グラフになります。

やはり、出生数の大半は、青系の色で塗った20代と30代で占められています。

「45~49歳」は全体の0.12%、「50歳以上」は0.01%にあたります。

両方を足した「45歳以上の出産」は、0.13%です。増えてきたとは言え、少数派であることが分かります。

45歳以上の出産は、全体の0.13%と少ない

第1子としての出産が多い

もう少し詳しく、出生順位別に見てみましょう。

「45~49歳」でも「50歳以上」でも、第1子として生んだ初産の人が多くなっています。

第2子と第3子以降の差は、あまりありません。

45歳以上の出産でも、初産の人が多い

公的な制度では「43歳」が目安

母体の年齢に関連する、公的な制度の規定を見ると、「35歳以上の出産」は「高齢出産」として区別されています。

特に、35歳以上の初産の場合は「高齢初産」と言います。

また、「不妊治療費助成」は、妻の年齢が43歳以上では対象外となります。

つまり、35歳以上の出産はリスクが高くなり、43歳以上では不妊治療を行なっても妊娠しにくくなると想定されています。

しかし、出産には個人差もありますし、実際に2015年には、千人以上が45歳以上で出産しています。

ただし、母体の年齢が上がると、リスクも高くなります。実際の妊娠・出産にあたっては、必ず専門医に相談しましょう。

また、教育費をはじめとして、子供が生まれたあとは長期間に渡って費用がかかります。稼ぎ手の定年や、一家の収入の推移なども考慮に入れましょう。

[シニアガイド編集部]