シニアの旅行は「温泉」「自家用車」「リゾートホテル」がキーワード
50代~70代の国内旅行調査
シニア向け宿泊予約サービスを提供する「ゆこゆこ」が、国内旅行動向調査の結果を公開しています。
この調査は、過去1年以内に出張や帰省以外の宿泊旅行をした人を対象としており、50代~70代の男女1,278人がFAXで回答しています。
ここでは、回答者が最近行った旅行の傾向を見てみましょう。
旅行の目的は「温泉」が1位
「旅行の目的」という質問の回答で一番多かったのは「温泉やお風呂」でした。
次に「名所、街並みの観光」、3位は「旬や地元の美味しいものを食べる」です。
やはり、温泉や名所観光、グルメなどが、旅の目的となっているようです。
旅行のきっかけは「誘われて」
「旅行に行ったきっかけ」は、「家族や友達から誘われて」が52%でした。
2位は「今のうちに思い出を作りたい」で、これも47%と多くなっています。
「特に理由はなくても定期的に行く」という方も25%いて、旅行が行事として定着していることが分かります。
夫婦二人旅が多い
「旅行の同行者」を聞くと、「夫婦2人での旅行」が多くなっています。
「友人・知人との3人旅」や「一人旅」、「成人した子供との旅行」あたりまでが多いパターンです。
しかし、中には「異性と二人での旅行」という人もいらっしゃってドキドキします。
泊まる宿は「リゾートホテル」
「旅行で泊まる宿泊施設」は、「リゾートホテル」と「旅館」が人気です。
3位は「シティホテル」でした。
一方で、「公共の宿」や「民宿」もそれなりの支持を得ています。
一番多い交通機関は「自家用車」
「旅行に使う交通手段」は、「自家用車」が1位でした。
2位は「新幹線・特急列車」、3位は「飛行機」あたりが、主要な乗り物のようです。
国内旅行は年に3回弱
回答者が、1年に行く国内旅行の回数は、平均「2.72回」でした。
また、平均宿泊期間は「4.3泊」、1泊当たりの平均宿泊費は「12,258円」でした。
回数や宿泊期間にも余裕があり、宿にもお金をかけている様子がうかがえます。
シニアにとって「旅行」は大切なイベントで、家族の行事として大事なものであることが分かります。