キャンピングカーでの旅行は「夫婦2人」で「行ってみたい観光地」へ
キャンピングカーのリアルユーザーへのアンケート
キャンピングカーのユーザー団体「日本RV協会(JRVA)」が、「キャンピングカーユーザーの旅行形態」について、アンケート結果を公開しています。
キャンピングカーは、宿泊や調理のための設備を持った自動車です。車内を改造したり、専用のトレーラーを牽引するなどの方法があります。
アンケート対象は、キャンピングカーのユーザー193人です。
「夫婦2人」の旅行が多い
「キャンピングカーを使った旅行に行くときの家族構成」という質問では、「夫婦2人」という回答が半分を超えています。
2番目は「夫婦+子供」、3番目は「自分1人」でした。
旅行の目的は、一般的な旅行と変わらない
「キャンピングカー旅行の目的」という質問では、「行ってみたい観光地」や「旅行日数」、「季節に合った計画」などの回答が多く、一般的な旅行とあまり変わりません。
キャンピングカーは旅行のためのツールであって、それで移動すること自体が目的という人は少数派であることが分かります。
キャンピングカーの旅行でもホテルに泊まることがある
「キャンピングカーに泊まらずに、ホテルに泊まることがありますか」という質問に「全くない」と回答した人は56%でした。
「ホテルに泊まることが、よくある」という人は5%、「時々ある」も合わせると17%になります。宿泊するための装備を備えたキャンピングカーでの旅行であることを考えると、意外に多い印象です。
ホテルに泊まる理由は「気分転換」
「ホテルに泊まることがある」という人を対象に理由を聞いています。
「気分転換のため」が一番多いのですが、「旅行前から泊まることを決めていた」、「温泉に入ったり、食事をとることができる」もほとんど差がありません。
キャンピングカーでの旅行だからといって、自動車に泊まることにこだわらず、ホテルなどの宿泊施設もうまく組み合わせて利用していることが分かります。
キャンプ場を使う人が半分
また、キャンピングカーでの旅行につきものというイメージがある「キャンプ場」について聞いています。
「1泊以上キャンプ場を使う」人の合計は、55%で回答者の半数を超えています。
やはり、キャンピングカーでの旅行ではキャンプ場は使いやすい存在のようです。
なお、「テントを持っていない」人が58%と多く、キャンプ場での宿泊はテントではなく、キャンピングカーを使う人が多いことが分かります。