自転車に乗っている人の3割以上が事故経験アリ
[2017/4/7 00:00]
「au自転車向けほけん」を提供しているKDDIが「自転車に関する意識調査」の結果を公開しています。
このアンケートは、週に1日以上自転車に乗る、全国の20歳から69歳の男女1,000人を対象にWebで行なわれました。
3割以上の人が事故に遭ったことがある
「自転車事故の経験」について、「遭いそうになった」という回答が約6割、「遭った」が3割でした。
事故の相手は自動車が多い
事故に遭った対象物は、「自動車」が一番多く70%台でした。
2位は「自転車」、3位は「歩行者」ですが、自動車の半分ほどです。
携帯電話を使いながら運転する危険行為
「自転車に乗っていて危険だと思う行為」を複数回答ありで聞いています。
「夜のライト無灯走行」が最も多く、「携帯電話使用運転」、「信号無視」、「歩道でのスピード通行」が続きます。
知っているけど守っていないルールも多い
「自転車について知っているルール・守っているルール」を聞くと、「車道の左側通行」は8割以上の人が知っていました。しかし、守っている人は5割しかいません。
全体的に、知ってはいるが守っていないというルールが多いようです。
なかでも例外が多く、ルールが複雑な「歩道通行の禁止」については、守っている人は3割台に留まっています。
自転車に乗る危険を理解して、リスクに備えよう
アンケートの結果を見ると、事故に遭いそうになったという人や、ルールを守っていない人が多く、自転車に乗ることには、リスクがあることが分かります。
安全な運転をすることが一番大切ですが、万一に事故に備えてのヘルメットや保険も準備しておきましょう。
自転車で事故を起こした場合に備えた保険には、専用の自転車保険のほか、事故全般を保証する個人賠償責任保険でカバーできるので定款を確認しておきましょう。
また、交通災害共済を運営している市区町村もあります。こちらは、年に500円の少額で、最大150万円の見舞金が出る例もあります。地元の地方自治体のホームページで探してみましょう。